オタクに優しいアイドルの話


3次元のアイドルを推すようになって思ったことは自分の好きなものを推しも好きだと尚嬉しいということだ。

数年前まではアイドルと呼ばれる人達はなんとなく " 陽キャ" の印象が強くて漫画とかアニメを好んでいるようなオタクとは住む世界が違うと思っていた。
例え知っていたとしてもONE PIECEとかドラゴンボールとかそういうメジャーな作品で深夜帯のアニメは観ているイメージがまるでなかった。

しかしアイドルでもゴリゴリなオタクがいると知ったのはキスマイの宮田くんの存在がとても大きい。宮田くんの推しに対する熱量は " オタクのそれ " がすごくてなんだか嬉しかった。

さらに宮田くんは少し前にST☆RISHのトキヤさんとコラボしていて本当にすごいなと思った。この曲はとても素敵な楽曲になっているので全人類聴いて欲しい。

また最近ではSnowManの佐久間くんもアニメが好きなアイドルとして良く見かけるようになった。
他のメンバーは正直うろ覚えなのだが佐久間くんは結構なオタクらしい、という情報から彼の顔はすぐに覚えた。
私の周りにもアイドルには疎くグループの他のメンバーはあまり良く知らないがアニメが好きな子は知っている、という人も何人かいる。

アニメや漫画を全く観ないアイドルと比べたら、なんとなく自分の好きなものを好きと言っているアイドルに親近感のようなものを覚えてしまう気がする。

そして厄介な事にオタクというものは、国民的に愛されているメジャーな作品よりもどちらかといえば深夜帯で愛されているような作品を好きな方がなんだか嬉しいし、上辺だけの知識ではないコアな内容を話しているのを好む生き物だと思う。

そのため宮田くんや佐久間くんのようにかなり濃く熱量を持って話せるオタクというのはある種の沼の入り口の1つである。
グループからではなくこういう人が居るんだな、この作品好きなんだな、と個人から沼にハマっていき、それからグループの楽曲を聴いてギャップにハマる

以前と比べてかなりのアニオタだけど実はアイドルオタクも掛け持ちしている、という人やアイドルオタクだけど実はアニオタ、という人を割と見かけるようになった気がする。

とは言っても今までは隠していたけれど、最近では偏見なく趣味をオープンにしやすくなったということも大きいのかもしれない。

今回はこの2人を例として挙げたがそれ以外にもアニメ好きやゲーマーを公言している芸能人が多くいる。私の好きなJO1もその内の1つで、JO1については意外とアニメ好きが多いのでまた別の記事に書いていきたいと思う。