2次元アイドルのオタクが3次元アイドルにハマった話
私がハマった3次元アイドルというのはJO1というボーイズグループで、このグループはproduce 101 japan(以下 日プ)からデビューした11名である。
produce 101は韓国のオーディション番組で存在自体は知っていて、日プの存在も知っていた。しかし当時の私は、ふーん、という程度にしか思っておらず流れるTLやTwitterのトレンドをただ眺めているだけだった。
そして瞬く間にデビューメンバーが決まり、それからまた暫く経った後、彼らはデビューした。
そこでもまだ「あ、デビューしたんだねおめでとう」ぐらいの感情でしかなかった。
しかしある時ふとMVを見てみようと思い彼らのMVをみた。
元々K-POPも齧っていたこともあってか " 全員日本人のグループ " のダンスにあまり期待していなかったが想像していたよりもダンスが揃っていて顔面もスタイルも良くて驚いたのを覚えている。
そして1人気になる子ができ、その子がデビューするまでの過程を見たいと思い日プを見ることにした。
正直デビューメンバーを知っているのにオーディション番組を見る必要があるのかと言えば分からないけれど、私は見たからこそ今こうしてJO1にハマっていると言える。
私が彼らと出会う前は長い間2次元アイドルのオタクをしていた。
いずれのアイドル達もみな魅力的だがアイドルとして華々しくステージに立つ姿だけでなく、作品の中で苦悩する様子やグループの中で絆を深めていく様子を知ることができ、様々な問題を乗り越えながら成長していく姿を見守ることができる。
そんな2次元アイドルと彼らにどんな共通点が?と思うだろうか。
なぜアイドルを目指しているのか、そしてデビューメンバーに選ばれる為に寝る間も惜しんでひたすら努力する姿、またライバルでもあり仲間でもある他の練習生たちと支え合い、時にぶつかり合いながら様々な問題を乗り越え成長していく姿を日プで知ることが出来るのである。
アイドルを目指していると言ってもダンスは未経験だけど歌が上手な子、ダンスは出来るが歌が苦手な子、とスキルのレベルは様々である。
これは個人的にアイマスのオタクに刺さると思っているのだが、年齢や現実的にアイドルになるという夢を一度諦めてしまった子達がもう一度チャンスを掴みに行く姿を見ることが出来るので強くオススメしたい。
そして日プを全て見終わる頃にはJO1の気になる子、ではなく別の子にハマっていた。
有り難いことにその子もJO1としてデビューしているが、番組を観ながらデビューして欲しいと切に願い、あまりに感情移入しすぎて何度泣いたか分からない。
番組は編集されたものであるため練習生たちの努力や涙はほんの一部でしかないと分かっているが、バックグラウンドを知ることが出来るのは本当に沼だった。
(オタクはそういうのに弱い)
JO1としてデビューした11人は年齢もバラバラで、グループとしては最年長と最年少の年齢差とかなりある印象だ。それに加えてそれぞれアイドルを目指した時期も経歴もバラバラである。
そんな11人が1つのグループとしてデビューしてステージでパフォーマンスをする姿はとてもキラキラしていて心を奪われる。
彼らが出会った時は仲間でもありライバルでもあったわけだが、少しずつ仲を深めてグループとしても絆が深まり成長していく姿を見られることも私がハマったきっかけの1つのように思う。
彼らはまだアイドルとして始まったばかりなのでこれから先どのような道を歩んでいくのかとても楽しみであり、今後も彼らを応援していきたい。